離乳食を食べない時に「どうしよう」と困っていませんか?
・何を作っても食べてくれない
・すごく研究したのに全く食べなかった
・母乳しかうけつけない
「もうすぐ復職するので何とかしたい!」
仕事が近いとあせりますよね。
離乳食にはかなり個人差があります。
「結局、離乳食は一切食べなかった」
「2歳になったら急に食べだした」
こんな「育児書通りじゃない話」だってよくあります。
でもだからって、
職場復帰が迫ってるのに、
「じゃあ気長に待ってみるかあ」
とはなりませんよね。
「できるかぎりのことはやりたい!」
となるのが普通だと思います。
今日はそんなあなたのために、
7つの工夫をお伝えします。
7つと聞くと「多い」と感じるかもしれませんが、
子供によって個人差が大きいテーマだからこそ、
「どれかあたればOK」
といったスタンスで提案します。
うまくはまれば、
「あの苦労は何だったんだろ?」というくらい、
あっけなく離乳食問題が解決しますよっ!
離乳食を食べない時の工夫
①離乳食ビュッフェを開催
月齢がおなじくらいのママ友を集めて、
「離乳食ビュッフェ」をやりましょう。
「離乳食を1,2品作って持ち寄るランチ会」です。
これだと、
・楽しいムードにつられて食べはじめる
・他のママの作った物だと新鮮で食べる
・あれだけ嫌いだったニンジンを食べた
こんなことが起こります。
そして、
子供が食べたメニューがあったら、
そのレシピをママ友に聞く。
「こんな作り方があるんだ!」
「これなら野菜も食べられるんだ!」
「こんな楽な作り方があるんだ!」
こういった発見があり、離乳食の幅が広がること間違いなし。
マンネリ対策にもなるのでおすすめですよ。
②思い切って卒乳
子供はおっぱい大好き。
だからこそ、「離乳食が進まない」といった面があります。
「完全母乳で離乳食が遅くなるケース」も多いです。
また、離乳食を食べない原因の一つとして、
「お腹がへってない」
というのがあります。
とくに母乳だと、
「子供がどれくらい飲んだか?」がわかりにくいですよね。
そのため、
「実は結構飲んじゃってて離乳食を食べない」
なんてこともあります。
そこで、この際思い切って、
「卒乳してしまう」
という方法もあります。
職場復帰を控えたママなら、
いつかはやらなきゃいけない問題だからこそ、
「離乳食をきっかけにする」というのも全然アリ。
「離乳食問題」と「卒乳問題」がかぶるので、
負担は大きいですが、
職場復帰後にもちこすストレスを考えると、
今やってしまうほうがいいですよ。
【卒乳の方法】どんな子でも手軽で簡単に卒乳できちゃう5つの方法
③甘いものでせめる
「甘いものはちょっと・・・」
こう感じるママもいるかもしれません。
子供のことを考えると、ちゅうちょする気持ちもわかります。
ならたとえば、
「いも」「かぼちゃ」のペーストなんかはどうでしょうか?
野菜なので、ビタミン等栄養素は豊富ですし、
ジュースなどと違って自然由来です。
赤ちゃんには、
「甘いものを最初においしく感じる」といった特徴があります。
なので、甘いものを入り口にして、離乳食自体に慣れさせる。
そして、徐々に食べるものを増やしていく。
こんなアプローチもアリですよ。
④ベビーフードをまぜる
「苦労して作った離乳食は一切食べなかったのに、和光堂のレトルトは完食した」
ママ泣かせのよくある話です。
レトルトのベビーフードは、良くも悪くも、赤ちゃんが食べやすいように作られています。
味覚のプロや栄養士がチームとなって商品化しているので、当然と言えば当然です。
こんなレトルトの「口当たりの良さ」をうまく使う方法として、「手作りとレトルトを混ぜちゃう」といったものがあります。
最初は、「ほぼレトルトに野菜の具を足す(大人の「チョイ足し」のイメージ)」
それを食べたら、「徐々にレトルト比率を下げていく」
最終的には、「ほぼママの手作り離乳食」
こんな感じで進めていけば、自然に離乳食を食べるようになりますよ。
⑤固さ・温度・大きさをかえる
離乳食を食べてる子は、
まだ言葉で表現するのが難しい月齢。
そのため、
「ママこれ固すぎるよ!」
「ママそれ熱いよ!」
「ママこれ大きいよ!」
こんな事を言いたいのに言えてない可能性があります。
言えないからこそ、「イヤがる」といった表現をしてるのかもしれません。
そこで、
「固さ・温度・大きさ」をかえてみましょう。
・いつもより柔らかくゆでてみる
・いつもよりも冷ましてからだす
・一口の大きさを変えてみる
こういったことを試しみましょう。
そして、子供の反応をじっくり観察し、
少しでも良さそうなものがあったら、
「その感じで食べさせ続ける」
そうやって離乳食に慣れさせていけば、
少しずつ食べるようになっていきますよ。
⑥スプーンをかえる(歯固め・スピード)
「スプーンがイヤだから食べない」
こんな子もいます。
そこで、
「素材が違うスプーンにしてみる」
こんな事も試す価値アリです。
また、
「口に入ってくる感じがイヤで食べない」
こんな子もいます。
こんな子には、
「歯固めで口の中に物を入れることに慣れさせる」
これを試すのもいいでしょう。
その他には、
「ママのあげるスピードが速い」
こんなケースもあります。
「食べてほしい」という気持ちが先走って、
ついサッとスプーンを差し出しちゃったりしますが、
これだと子供は結構恐いです。
そこで、
「子供が食べに来るまで口の前で待つ」
この位のスタンスに変えてみましょう。
こんな風に、離乳食自体ではなく、
「食べさせ方自体」を見直すことで食べるようになることもありますよ。
⑦食べる環境をかえる
「支援センターでみんなと一緒だったら食べた」
こんな話もよく聞きます。
「お家でママと二人きり」って煮詰まりますよね。
離乳食で苦戦してるようならなおさらです。
そこで、リフレッシュもかねて、
離乳食を外で食べさせてみましょう。
・公園
・子育て支援センター
・ショッピングモール
こんな所がいいでしょう。
環境をかえるだけで、いきなり食べるケースもあるので、試してみる価値アリですよ。
※支援センター未経験の人はこちら
【子育て支援センターはいつから?】コミュ障な私でもママ友ができた話
まとめ
①離乳食ビュッフェを開催
②思い切って卒乳
③甘いものでせめる
④ベビーフードをまぜる
⑤固さ・温度・大きさをかえる
⑥スプーンをかえる(歯固め・スピード)
⑦食べる環境をかえる
こういった工夫をお伝えしました。
「苦労して作った物を食べてくれないのがつらい」
こんな意見をよく聞きます。
離乳食はただでさえ作るのが大変なのに、
それを食べてもらえないとなると、
悲しいし、心配だし、色々とショックですよね。
こんな気持ちにサヨナラするためにも、
今日お伝えした方法を試してみてください。
あなたのお子さんにうまくフィットすれば、
あっさり離乳食を食べるようになりますよ。
今日も子育ておつかれさまです。
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