仕上げ磨きを嫌がる子供に困っていませんか?
仕上げ磨きをしようとすると、
・歯ブラシをかむ
・口を絶対に開けない
・暴れて逃げる
「ちゃんと磨けてないから虫歯が心配」
あなたもこんな不安がありませんか?
子供の仕上げ磨きって大変ですよね。
あまりに泣け叫ぶもんだから、
「いい加減にしなさい!」とキレちゃうことだってありますよね。
しかも、毎日の事だからイライラも半端ない。
でも、いい加減にみがいたツケは「虫歯」になってかえってきます。
仕上げ磨きですら手こずってるんだから、歯医者なんて、そりゃもう悲惨ですよ。
だからこそ、
・細かくステップをふんで出来るようにする
・子供が嫌がらない工夫をする
こういったことが必要。
逆に言うと、ここさえ押さえれば、
「今までの苦労はなんだったの?」というくらい仕上げ磨きが簡単にできるようになりますよ。
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仕上げ磨きの正しい4ステップ
あなたは、
「歯ブラシを全部口にいれてみがく」
こんなやり方をしていませんか?
歯ブラシを奥までいれるのは最終段階。
最初から奥までいれていては失敗するのは当然です。
一歩一歩ステップをふんでいく必要があります。
①まずは上の前歯をこするだけ

最初は、
「口に歯ブラシをいれる」
これだけでOK
「口に歯ブラシをいれる」
これだけでOK
仕上げ磨きの雰囲気が体験できればいいんです。
なので、
『「シャカシャカ」とママが言いながら、上の前歯の表面を軽く2、3回こする』
『「シャカシャカ」とママが言いながら、上の前歯の表面を軽く2、3回こする』
これで十分。
ほんの数秒だけですが、
「仕上げ磨きを受け入れられた」子供をほめてあげましょう。
「仕上げ磨きを受け入れられた」子供をほめてあげましょう。
「すごい!歯みがきがんばれたねっ!」
とおおげさにほめ、子供を満足させましょう。
とおおげさにほめ、子供を満足させましょう。
それが次の日の仕上げ磨きにつながります。
②上下の前歯へ

ここからやっと「仕上げ磨き」っぽくなってきます。
上の前歯磨きに慣れてきたら、次は下も含めて「上下の前歯」をみがきましょう。
まずは外側からでOK。慣れたら裏側までやりましょう。
「笑顔で安心させながら、ゆっくり磨く」
これがポイント。
これがポイント。
ここでもまだ「歯をちゃんと磨く」というよりは、「仕上げ磨きに慣れる」ことが目的。
なので、「イヤ!」となるのが一番避けたいところ。
「子供に楽しんでもらう」ことが大事です。
「子供に楽しんでもらう」ことが大事です。
そのためにも、子供とのスキンシップを大切にしましょう。
・ほっぺをなでる
・頭をなでる
・できたらギュッとしてあげる
・頭をなでる
・できたらギュッとしてあげる
こういった事をして子供を安心させ、少しでも「仕上げ磨きのイヤなイメージ」を消してあげましょう。
「磨いてる時間よりもスキンシップの時間の方が長い」
こんな感じでOK。
こんな感じでOK。
ささっとやってすぐにスキンシップをとりましょう。
ちなみに、この段階では「歯茎はこすらず歯の部分だけ」にしましょう。
「歯茎との境目」も気になるところではありますが、歯茎はどうしても痛い思いをさせがちなので、仕上げ磨きに慣れてない段階では後回しにしましょう。
③犬歯まで、徐々に奥へ

前歯が磨けるようになったら、犬歯までみがいてみましょう。
「子供に痛い思いイヤな思いをさせない」ということを絶えず意識しましょう。
マイナスイメージができてしまうと、仕上げ磨きがとん挫してしまうので、そこには細心の注意を払って下さい。
犬歯まで出来るようになったら、徐々に奥へといってください。
焦りは禁物。
焦りは禁物。
・歯の表面から
・唇は強くめくらない
・ささっとやる
・唇は強くめくらない
・ささっとやる
こういった所を意識して、子供にイヤな思いをさせないようにしましょう。
ちなみに、「歯と歯のかみ合わせ部分は表面ができてから」にしましょう。
表面に比べるとどうしても子供が警戒するので、慣れてからの方が無難です。
表面に比べるとどうしても子供が警戒するので、慣れてからの方が無難です。
④最後に奥歯へ

ここまでクリアしてやっと奥歯です。
それでもまずは表面から始めましょう。
歯と歯のかみあわせ部分は最後の最後です。
奥歯は、ゆっくりやるとかまれるので、
・ささっとやる
・口を大きく空けた時にやる
・終わったらすぐに歯ブラシを引き上げる
こういった所がポイント。
・ささっとやる
・口を大きく空けた時にやる
・終わったらすぐに歯ブラシを引き上げる
こういった所がポイント。
子供をリラックスさせて「アーんして」と言うと、従ってくれやすいです。
また、口を大きく開けられたら、
「大きいっ!すごいねー!」とほめるとのってくれやすいです。
「大きいっ!すごいねー!」とほめるとのってくれやすいです。
うがいはそれから
歯ブラシとうがいをセットで教えるママは多いです。
ですが、あなたが仕上げ磨きに苦戦しているようなら、
「まずは仕上げ磨きのみできるようにする」
こういったスタンスがいいでしょう。
「まずは仕上げ磨きのみできるようにする」
こういったスタンスがいいでしょう。
いきなり「うがい」までセットにするのは、子供のキャパオーバー。
うがいは、仕上げ磨きがなんなくできるようになってからにしましょう。
仕上げ磨きの3つのアイデア
①何の歌?クイズ
「仕上げ磨きをもっと楽しく!」
これが成功のポイント。
そこで、「何の歌?クイズ」がおすすめ。
仕上げ磨きの時に、子供とイントロクイズをしましょう。
・子供が「あ」だけで歌う
・ママが何の歌か当てる
こんなシンプルな遊び。
特別な道具も必要なく今夜からできます。
・わざと答えを間違えてみる
・「ヒントちょうだい!」とやりとりする
・「今度はママの番ね」と交互に歌う
こんな風にふくらませれば、
「仕上げ磨きの時間を十分に稼ぐ」ことだってできます。
ちなみに、子供に「イ」で歌わせれば、奥歯を磨きやすくて助かりますよ。
②歯医者さんごっこ

「は~い、お口の検査をしますよー」
と歯医者さんごっこで子供を楽しませるのもおすすめ。
と歯医者さんごっこで子供を楽しませるのもおすすめ。
・子供をタオルで目隠しする
・懐中電灯で照らす
・診察券も用意する
・懐中電灯で照らす
・診察券も用意する
こんな工夫をすれば、
「本物の歯医者さんみたい!」と子供もノリノリで取り組んでくれます。
「本物の歯医者さんみたい!」と子供もノリノリで取り組んでくれます。
「ごっこ遊びの中で仕上げ磨きをしてしまう」のが成功のポイントです。
③ヘアバンド作戦

「寝っ転がっている子供を楽しませる」
そのために、
「ヘアバンドをしてそこからおもちゃをぶらさげる」
そのために、
「ヘアバンドをしてそこからおもちゃをぶらさげる」
こんな事をしてみましょう。
仕上げ磨きを子供が嫌がるのは、「痛い」というだけでなく、「たいくつでつまんない」というのもあります。
そこで、「子どもを退屈させない工夫」として、この方法がおすすめ。
ヘアバンドから子どもが好きなキャラクターをぶらさげて、
「ほら、アンパンマンがぶらーんだよ」
「アンパンマン見ててー、今から上手に仕上げ磨きするからー」
「上手にできたねー。アンパンマンもすごいって言ってるよー」
「上手にできたねー。アンパンマンもすごいって言ってるよー」
こんなやりとりをすれば、子供は飽きずに仕上げ磨きにつきあってくれるようになりますよ。
まとめ
仕上げ磨きの正しい4ステップ
①上の前歯をこするだけから
②上下の前歯へ
③犬歯まで、徐々に奥へ
④最後に奥歯まで
①上の前歯をこするだけから
②上下の前歯へ
③犬歯まで、徐々に奥へ
④最後に奥歯まで
・うがいはそれから
仕上げ磨きの3つのアイデア
①何の歌?クイズ
①何の歌?クイズ
②歯医者さんごっこ
③ヘアバンド作戦
こういったことをお伝えしました。
今日一番お伝えしたいことは、
「いきなり奥まで磨こうとしない」ということ。
「いきなり奥まで磨こうとしない」ということ。
これをやってしまうと、
・いきなり歯ブラシがはいってきて恐い
・歯茎が痛くてイヤ
・奥まで入れられて気持ち悪い
こういった不快感から仕上げ磨きに抵抗するようになります。
・いきなり歯ブラシがはいってきて恐い
・歯茎が痛くてイヤ
・奥まで入れられて気持ち悪い
こういった不快感から仕上げ磨きに抵抗するようになります。
なので、「スモールステップと子供を楽しませるアイデア」を使って、上手に誘導しましょう。
そうすれば、もう仕上げ磨きで苦労することもなくなりますよ。
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