戦いごっこをして友達を叩く男の子に悩んでいませんか?
・ヒーローになりきりすぎて気づいたら喧嘩
・自分はヒーローだと思い込んでるので喧嘩も激しい
・「それ痛いでしょ」と思うぐらい強く叩いている
・叩かれた子のママ友との関係が心配
「最初のうちはみんなヒーローになりきって楽しんでいる。
それなのに気がついたら本気でケンカしてる」
「戦いごっこが大好きで毎日そればっかりしている」
こんな3歳男児は多いですよね。
原因
3歳になるとお友達との関わりを求める気持ちが育ってはくるが、まだ力加減がわかっていないから。
コミニュケーション能力も不十分なところもあり、結果的にけんかになってしまいます。
このままだと
ママ友との関係にヒビが入ることもあります。
喧嘩を気にしすぎて子供を抑制してしまう可能性もあります。
それをやってしまうと、子どもの社会性が育ちません。
叩くことを通じて学ぶものもありますが、その絶好の機会を奪うこととなります。
でも大丈夫
ママ友との関係を壊さない方法はあります。
しっかりと工夫をすれば、戦いごっこを社会性を身につける貴重な場所にできます。
そうすれば、子供は楽しみながらコミュニケーション能力を身につけていけますよ。
男の子の戦いごっこを見守るポイント
①「お互い様」の雰囲気を作る
男の子はみんなヒーローごっこが大好き。
パンチやキックなど暴力的なことも大好きです。
しかし、3歳児はみんな手加減を身につけていません。
気持ちのコントロールも下手くそ。
ですので、ヒーローごっこで喧嘩になるのは仕方がないこと。
3歳男児みんなにあることなんです。
だからこそ、「 お互い様」
「叩く方も叩かれる方もお互い様」
こういった意識をママ友と共有できると遊ばせる上で不安が減ります。
そのため、
・自分の子が叩いた時は「いつもごめんね」と一声かける
・自分の子が叩かれた時は「お互い様だから」と言う
こういう一言で「お互い様」という雰囲気は作れます。
特に、叩かれた時がポイント。
この時こそ、「お互い様」の雰囲気を演出してください。
なぜなら、叩かれた立場の方がお互い様の雰囲気を作りやすいから。
どうせそのうち我が子も叩くんです。
だからこそ、被害者の時に雰囲気づくりをしておいてください。
また、「喧嘩になる前に一言声をかけておく」のも有効
ヒーローごっこが始まったら、
「ごめん。うちの子エスカレートして叩くことがあるかも」
とママ友に一言声かけしておきましょう。
事前に一言あるか否かで印象がだいぶ変わります。
一言言っておけば、いざ喧嘩が起きても丸く収まります。
②子供の話を聞く
たとえ遊びだとしても、手が出てしまうのには何らかの理由があります。
例えば、
・そもそも、先に相手が手を出していた
・一方的に相手に悪役にされた
・仲間はずれにされた
こんなきっかけがあるのかもしれません。
ですので、まずは子供の話を聞いてあげてください。
そうすることで子供は落ち着きます。
その上で、
「でも叩いたら痛いからダメよ。お口で言おうね」
と優しく諭してください。
こうすることで、
・叩かれるのは相手も嫌
・強く叩くと危ない
・叩くんじゃなくて口で嫌と言うべき
こんな事を子供なりに学びます。
ヒーローごっこが社会性を身につける場となります。
③力加減を学ぶ場所だと割り切る
あなたは、
「小さな猫の兄弟がじゃれあって噛み合っている」
こんな光景を見たことがありませんか?
これは猫なりに力加減を学んでいます。
人間の子供も同じ。
叩く力加減は叩いてみないとわかりません。
叩かれてみないと痛みはわかりません。
大人になって暴力的な犯罪を犯す人の中には子供の時に力加減を学んでこなかったというケースもあります。
こうならないためにも、子供の時に喧嘩を通じて力加減を学んでおくのが必要です。
「戦いごっこは、子供だからこそ許される貴重な学びの場」
このようにいえます。
女性であるママからすると理解不能だし心配かもしれませんが、大なり小なり男の子には暴力的な気質があります。
だからこそ、力加減を学ぶことが必要となります。
ですので、戦いごっこは今しかできない貴重な学びの場と割り切ってください。
まとめ
①お互い様の雰囲気を作る
②まずは子供の話を聞く
③力加減を学ぶ場と割り切る
こういった方法をお伝えしました。
ママからするとそもそもヒーローごっこが理解できませんよね。
出もしないビームをだしたり。
変なマントをつけてみたり。
何が楽しいのかわかりませんよね。
また、男の子はやたらとパンチやキックをしてきます。
銃や剣のおもちゃなんかも欲しがります。
これも意味不明。
こういった風に男の子は暴力的なものが好きなんです。
好きだから仕方がないんです。
そういう動物だと割り切ってください。
その上でいかに力加減を学ぶか。
人様に迷惑をかけない人間にどう育てるか。
そこにフォーカスしてください。
小さいうちから力加減を学んでおけば、 大きくなって人を傷つける心配は減ります。
叩かれた経験をしておけば、 相手の痛みがわかる子になります。
ですが、こういった経験は子供のうちしかできません。
だからこそ、ママ友へのケアをした上で、子供に思うぞんぶん戦いごっこをさせてあげてください。
そうすれば、痛みが分かる優しい子に成長しますよ。
今日も子育てお疲れ様です。